[BS]夢だけど夢じゃなかった!―那須野営場 春キャンプ―


3/23〜3/26(3泊4日)、那須野営場で港第1団と合同で春キャンプを実施しました。霊南坂教会を拠点とする港第1団とは、昨年のジャンボリーをはじめ多くの活動を一緒にしており、スカウト同士は正に兄弟のように仲良くなりました。隊長同士もスカウト時代からの先輩後輩で相性バッチリ!だけど夢じゃなかった!

春休みの那須野営場、期間中はわれわれしか利用しておらず、広いフィールドと優しい場長を独り占めです。この時期は寒すぎて誰もキャンプしないだけかもしれませんが・・・(期間中の最低気温はマイナス5℃)
場長からは三島総長のお話、大河ドラマ「いだてん」に登場する三島弥彦との関係を伺いました。知らなかった!という表情のスカウトたち。

さて、手慣れたもので上級生たちは家型テントも食堂フライもバシっと設営、そして素早い。さすがのスキル、コツもよく知っています。

生活を豊かにするために食器乾燥棚や炊事場、立ちかまどやゴミ箱など、空いた時間を見つけてどんどん工作していきます。野営生活を楽しんでいるとはこのこと、という感じ。

大型の立ちかまど、二口の火で炊事がはかどっている様子。

初日の夜は港第1団とはじめて一緒にキャンプをして仲良くなるきっかけになったナイトカンケリゲーム。光るターゲットを狙います。戦略がモノを言うのですが、今回は割とパワーゲーム。頭より身体を使っていました。

2日目は17NSJジャンボリーゲーム日本一のエキシビション、ジャンボリーでは火起こしと班旗立てで2位入賞が出来ましたが優勝を逃したので、リベンジ!
火起こしはタイム縮められず・・・(まぁ薪が違って条件に差はありますね)

続いてコンパスナビゲーション。本番と同じ条件を再現。こちらはジャンボリー本番で挑戦しなかった種目。難しかったようでそもそもクリアならず。

こちらは班旗立てです。
7m42cmの自己記録を塗り替えて7m95cm!喜ぶスカウトたちでした。

第3日目はパイオニアリング、三脚信号塔を作ります。先輩スカウトに教えてもらい、小学生のスカウトも結索に挑戦します。正しい結び方とちょっとのコツがあれば力はなくても固い結びとなります。

三角錐をふたつ連結させるところがなかなか難しい。みんなで協力して立ち上げます。声を掛け合って安全に留意します。

無事に出来た信号塔を使って手旗通信ゲーム。美しく出来たこちらの信号塔は港第1団製です。当団は・・・ちょっと失敗。

ブレイクタイム:遊んでくれる港第1団のボーイ隊長、腕立て伏せの筋トレ中だったのでスカウトが上に乗って負荷をかけてあげています。隊長想いの優しいスカウトたち。

最後の夜には大きな営火を囲んで楽しい時間、中学3年生は約4年間過ごしたボーイ隊をこのキャンプを最後に卒業します。カブ隊から上進してきた頃はじっと話を聞くことすら出来ず、イタズラばかり、先輩の手を焼かせてばかりのやんちゃな彼らでしたが、今では見違えるほど立派になりました。

ボーイ隊での期間は多感な中学生時代ですから部活や勉強との両立に悩んだり、ちょっと素直になれなかったりと色々とありました。それでもスカウティングと向き合い、キャンプやハイキングといった機会を乗り越える度に少しずつたくましく、彼らなりに何か得るものがあったようです。

この先はベンチャースカウトとして、高度な野外活動や社会の役に立つような活動を自分たちの手で展開していきます。視野を広く、広い世界での活躍を願っています。

素晴らしいスカウトたちとともに、ボーイ隊長として幸せな夢のような時間を過ごさせてもらいました。お互いに立場が変わっても、これからもずっとよい人間関係を続けていければと思います。長い間、本当にありがとう!


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    [BS]タイトル:行ってきました!17NSJ!



    第17回日本スカウトジャンボリーに参加してきました。

    東京第3隊は、港第1団港第14団と当団での混成隊(原隊の班のまま活動)、最大規模のアドベンチャーサブキャンプに所属し、熱くて(暑くて?)長い、思い出に残る1週間を過ごしてきました。

    8月4日から8月10日までの7日間、スカウトにとっては過去最長の野営期間、それぞれが期待と不安を抱き、東京駅に集合しました。北陸新幹線で金沢駅、そこからバスで珠洲市を目指します。

    快適な旅、休憩地でも余裕の記念撮影、笑顔いっぱいです。

    いざ会場。「思っていたよりも広い!」「人がいっぱいいる!」など到着早々に様々な感想が聞こえてきました。そこから2日目までは主に設営です。容赦なく照りつける日差しで作業効率はダウン、事前訓練のようにはいかず悪戦苦闘です。

    ひたすら広く、平らなキャンプサイト。

    日陰で休憩、ちょっと楽しそう?余裕?

    いざ開会式!参加者全員による「ちかいとおきて」の唱和、印象的な「ちかいの炎」への点火、ゲストライブなど大いに盛り上がりました。翌日からのプログラム開始に向けてスカウトは心身ともに準備万端!

    広〜いアリーナ!

    日々のモジュールプログラムではチームスポーツや海の自然を満喫するアクティビティ、企業提供プログラムなど、日頃なかなか体験出来ない内容が多く、飛び切り楽しかったようです。

    マーキュリーエリア:暑さが吹き飛ぶ海水浴、気持ちよかった!

    ヴィーナスエリア:扇風機で涼む。

    日本アンチ・ドーピング機構のブースでのひとこま。こちらでは当団副長補が大会運営スタッフとしてお仕事中。

    今回のジャンボリーから始まった「ジャンボリーゲーム日本一」では、「班旗立て」「火おこし」「コンパスナビゲーション」「手旗」の4種目で日頃の訓練成果を競い合いました。

    結果はというと、スコーピオ班が「班旗立て」、クジャク班が「火おこし」の各種目で第2位となり、表彰状と特別な記章をいただきました。惜しくも優勝出来ませんでしたが、立派な結果で誇らしげなスカウトたちでした。おめでとう!制服に「ジャンボリーゲーム日本一記章」を着用していますのでぜひご覧ください。

    こんなワッペンです。

    ジャンボリーはプログラムのみならず、全国の仲間との交流も醍醐味です。福岡第20団との交歓会、ワッペンスワップやすれ違う人とのハイタッチ、みんなフレンドリーで会場内を散歩するだけでも楽しいのです。

    福岡第20団さん、ありがとうございました。

    はじめてのワッペン交換。友だちできた?

    数多くの県連盟のスカウトと一緒に写真を撮ってくるかを隊内で競ったミニゲーム。全国のスカウトと友情を深めることが出来ました。

    スコーピオ班長は特別来賓との昼食会に参加、スピーチをしたときには足が震えるほど緊張したそうです。会場向かう途中、14NJの記念碑を見つけました。懐かしい。

    長い野営期間ですから山あり谷ありです。班のメンバーがそれぞれの役割を果たし、協力をしないと食事の準備や様々な作業が遅れてしまいます。班長たちは悩みながらも、努力を続けて日々少しずつよい方向へと導いていました。4人の班長、本当によくがんばっていました。

    果てしなく長いと思っていた7日間、楽しい時間はあっという間に流れていきます。閉会式でスカウトのボルテージが最大になった「ほくりくアイドル部」・・・はさて置いて、迫力満点の花火がなんとも思い出に残っています。

    撤営を済ませて会場を出発。
    新幹線まで時間の余裕があるのでちゃっかり観光。

    国内で唯一砂浜を車で走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」

    帰りの新幹線、感想文の課題です。お世話になった皆さんへの報告用。

    原隊のまま参加する形式が選択できるようになった今大会、人間関係も活動スタイルも普段のままなので、経験の浅い年少スカウトも比較的リラックスでき、リタイヤすることなく最後まで乗り切ることが出来ました。

    終わってしまえば短く感じるジャンボリー、今後のスカウティングがさらに飛躍になるきっかけになればと思います。

    混成隊でご一緒した港第1団・港第14団、団内外でお力添えをいただきました皆様に心より感謝いたします。

    次回2022年のジャンボリーは東京開催!全国の皆さん、お待ちしています。


    [BS]混成隊・訓練キャンプ!



    上進式を終えてボーイ隊は14名、2班体制になりました。この5年間では最大の人数で、活気に満ちています。

    今年の夏は4年に1度開催される国内でのボーイスカウト最大のイベント「第17回日本スカウトジャンボリー」(石川県・7日間)に港第1団・港第14団と混成隊を編成して参加します。

    グリンバー諸君は事前会議で顔合わせをしていましたが、全員が揃うのは今回の訓練キャンプが初めてです。多少の緊張をしつつ、3日間快晴の野営生活で班・隊のチームビルディング、必要技能の確認・修得を目指しました。

    特に設営・撤営の段取り、薪での炊事、野営工作、時間を守って行動するといったことを重要視しました。

    初日は設営、テントを張ったり、竹を切り出したり。ナイトゲームは「観察」、光るターゲットを探します。

    経験豊富な班長、テキパキと指示を出して時間に余裕を持って行動できるようになっています。

    竹の切り出しでは新米スカウトもがんばっています。
    優しい上級生が色んなことを教えてくれます。

    光るターゲットはペットボトルのキャップ、蓄光塗料でひと手間。

    2日目はジャンボリー本番をイメージして野営工作や刃物の使い方などを学習、後半は楽しいワイドゲーム、班の競争ですからみんな真剣です。

    工作物が野営生活を便利に、充実されてくれます。
    なにより自分たちで生活空間を作っていくことが楽しいようです。

    たらいを使って節水での食器洗い。新米スカウトは目からウロコ!?

    ワイドゲーム!躍動感!

    班旗立て競争、ジャンボリー本番では日本一になれるか!

    営火はいつもと違って静かな内容。ジャンボリーへの抱負、全員が決意表明をしました。みんな立派でした。

    ジャンボリーに参加しない先輩スカウトも後輩たちのために指導に駆けつけてくれて賑やかで楽しいキャンプになりました。