[BS]シーズン・イン・ザ・サン


夏休み目前の3連休、ボーイ隊は長期キャンプに向けて技能の確認&向上を目標にトレーニングキャンプです。うだるような暑さの中、熱中症に留意しつつ設営。幕体設営は得意なようで結構早くてキレイにテントやタープを張っていくスカウトたち。一方で、かまどや洗い場といった野営工作は課題マシマシでした。

設営が終わって最初のゲームは「ロープ結び五目並べ」、自分のレベルに応じた結び目の課題をクリアしたら碁盤の目にポイッとロープを打っていきます。

手数が多いと有利なこのゲーム、結びが苦手なスカウトはダッシュのスピードに命をかけます。焦ってしまうと判断を誤り、投了チャンスを見逃すことも・・・。3こ班が勝ったり負けたり。

使い終わった碁盤の目で遊ぶ若い副長補(19)。「ここから出してくれ〜」と囚人風。残念、誰も助けてはくれませんでしたとさ。

夜になり、ものすごく苦労して起こした火を涼しい顔で見せてくれるスカウト(と、写真から情景を妄想)。キャンプってどうしても初日の立ち上がりで苦労しますよね、ナイトゲームに参加できないこともしばしば。

ナイトゲーム「賢者のフクロウ」、どこかで聞いたことがあるような無いようなタイトルです。フクロウの持ち物を音で聞き分けたり、洞窟に入って手探りでアイテムを判別したり、楽しい夜になりました。

キャンプの楽しみは色々ですが、食事はそのひとつ。美味しいごはんに笑顔の班長、夏キャンプでもたくさん美味しい食事を作れますように。

朝のゲームは番号チーフのアレンジ版。真剣勝負の躍動感!

撤営に苦労した班が多かった中、班長を中心に「時間内に終わらせるぞ!」という強い気迫を示した班が大躍進。上級班長の情報ではリーダーサイトよりも先に撤営完了することを裏目標にしていたそうな。ゲームやキャンプ生活、チームワークなど総合力で優秀班を勝ち取った嬉しさは特別なものです。他の班も次こそは!

キャンプは経験を重ねるたびに少しずつ出来ることが増えていきます。この1年間はスカウトの希望によりキャンプ頻度を増やして(2ヶ月1回程度)きました。夏の5泊6日、準備は万全…まではあと少しですが、とにかく気合いを入れてがんばるぞー!という意気込みです。

今年度のクライマックス、暑い夏になること間違いなし!


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    [BS]夢だけど夢じゃなかった!―那須野営場 春キャンプ―


    3/23〜3/26(3泊4日)、那須野営場で港第1団と合同で春キャンプを実施しました。霊南坂教会を拠点とする港第1団とは、昨年のジャンボリーをはじめ多くの活動を一緒にしており、スカウト同士は正に兄弟のように仲良くなりました。隊長同士もスカウト時代からの先輩後輩で相性バッチリ!だけど夢じゃなかった!

    春休みの那須野営場、期間中はわれわれしか利用しておらず、広いフィールドと優しい場長を独り占めです。この時期は寒すぎて誰もキャンプしないだけかもしれませんが・・・(期間中の最低気温はマイナス5℃)
    場長からは三島総長のお話、大河ドラマ「いだてん」に登場する三島弥彦との関係を伺いました。知らなかった!という表情のスカウトたち。

    さて、手慣れたもので上級生たちは家型テントも食堂フライもバシっと設営、そして素早い。さすがのスキル、コツもよく知っています。

    生活を豊かにするために食器乾燥棚や炊事場、立ちかまどやゴミ箱など、空いた時間を見つけてどんどん工作していきます。野営生活を楽しんでいるとはこのこと、という感じ。

    大型の立ちかまど、二口の火で炊事がはかどっている様子。

    初日の夜は港第1団とはじめて一緒にキャンプをして仲良くなるきっかけになったナイトカンケリゲーム。光るターゲットを狙います。戦略がモノを言うのですが、今回は割とパワーゲーム。頭より身体を使っていました。

    2日目は17NSJジャンボリーゲーム日本一のエキシビション、ジャンボリーでは火起こしと班旗立てで2位入賞が出来ましたが優勝を逃したので、リベンジ!
    火起こしはタイム縮められず・・・(まぁ薪が違って条件に差はありますね)

    続いてコンパスナビゲーション。本番と同じ条件を再現。こちらはジャンボリー本番で挑戦しなかった種目。難しかったようでそもそもクリアならず。

    こちらは班旗立てです。
    7m42cmの自己記録を塗り替えて7m95cm!喜ぶスカウトたちでした。

    第3日目はパイオニアリング、三脚信号塔を作ります。先輩スカウトに教えてもらい、小学生のスカウトも結索に挑戦します。正しい結び方とちょっとのコツがあれば力はなくても固い結びとなります。

    三角錐をふたつ連結させるところがなかなか難しい。みんなで協力して立ち上げます。声を掛け合って安全に留意します。

    無事に出来た信号塔を使って手旗通信ゲーム。美しく出来たこちらの信号塔は港第1団製です。当団は・・・ちょっと失敗。

    ブレイクタイム:遊んでくれる港第1団のボーイ隊長、腕立て伏せの筋トレ中だったのでスカウトが上に乗って負荷をかけてあげています。隊長想いの優しいスカウトたち。

    最後の夜には大きな営火を囲んで楽しい時間、中学3年生は約4年間過ごしたボーイ隊をこのキャンプを最後に卒業します。カブ隊から上進してきた頃はじっと話を聞くことすら出来ず、イタズラばかり、先輩の手を焼かせてばかりのやんちゃな彼らでしたが、今では見違えるほど立派になりました。

    ボーイ隊での期間は多感な中学生時代ですから部活や勉強との両立に悩んだり、ちょっと素直になれなかったりと色々とありました。それでもスカウティングと向き合い、キャンプやハイキングといった機会を乗り越える度に少しずつたくましく、彼らなりに何か得るものがあったようです。

    この先はベンチャースカウトとして、高度な野外活動や社会の役に立つような活動を自分たちの手で展開していきます。視野を広く、広い世界での活躍を願っています。

    素晴らしいスカウトたちとともに、ボーイ隊長として幸せな夢のような時間を過ごさせてもらいました。お互いに立場が変わっても、これからもずっとよい人間関係を続けていければと思います。長い間、本当にありがとう!


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      [BS]100人乗っても大丈夫、な立ちかまど、でツイスト・・・



      キャンプ生活での楽しみは色々ですが、食事(炊事)にスポットを当てて技術の向上を目指します。

      まずはウォーミングアップのゲーム。ロープワークと工夫、チームワークを活かして、立ち入ることできない円の中心にある水入りバケツやボトルを除去します。行き当たりばったり。

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      直火が焚けない場所や、作業性のアップ、環境への影響を踏まえて立ちかまどを作ります。頑丈に、そして早く作れるよう班集会で練習をしてきました。

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      ちょっと歪んでしまいましたが、結びの正確さと早さはバッチリです。もう少し底床構造の方がよさそうです。

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      後半戦はツイスト作り。少ない材料で炊具を(あまり)使わずに作ります。

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      ビニール袋の中で練ったパン種に好みの材料を入れてじっくりと焼いていきます。四苦八苦。
      材料はベーコン、ナッツ、ドライフルーツ、枝豆、さきイカ?など様々。

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      ターゲットやマスターバッジの取得もありました。
      この季節にしては温かく気持ちのよい1日となりました。

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