ボーイ隊のスカウトたちにとって、夏の長期野営(5泊6日以上)は1年間活動してきた成果を発揮する、集大成のステージです。
2班体制が定着し、それぞれで班集会を実施したり、隊集会では班対抗の競争をしたりと少しずつ出来ることが増えてきています。通称オフィシャルパートナーの港第1団との合同夏キャンプ、この夏も無事に活動をすることができました。
これまでに何度も一緒に活動してきた当団と港第1団のスカウトたち。3班がチームワークや技能を競い、高め合う、そんな熱いキャンプを高原のちょっと避暑地の「水上宝台樹キャンプ場」で実施してきました。
こちら水上駅、東京よりも標高が高い分、ほんの少し涼しいような。
いやいや充分暑いか。キャンプ場までのバス&徒歩の道のりは遠く・・・。
まずは6日間過ごす班サイトの設営に取り組みます。野外での生活は不便なことがたくさん、でもそれを創意工夫で快適にものにしていく、それがキャンプの醍醐味。楽しい野営生活のはじまりです。後にこの立ちかまどは自然と倒れ、作り直す羽目になるのでした。各班そんな感じだったとか。
2日目の午後はジュニアリーダーが準備したプログラムで、野営工作コンテストや手旗&ロープゲーム、推理キムスゲームに取り組みました。
向こうから手旗信号で送られてくる指定のロープ結びをジュニアリーダーに披露していきます。手旗とロープ、どっちが得意?
こちらはとっても優しい上級班長。世界スカウトジャンボリー帰りのグローバルスカウトです。御用の方はこちらから、ということで看板が掛かっています。広場の入り口には「上班今日のひとこと」が掲げられています。この日は「愛」と書いてありました。スカウトは愛がある、どこかで聞いたような。
モーニングゲーム色々です。朝礼のあとは少し身体を動かして、1日のはじまりです。ちゃんと前に進めている?・・・いや進めていない。
これは番号チーフかな、みんな真剣、日々の野営生活はもちろんのこと、ゲームの度に他の班には負けないぞと全力投球。
ゲームの合間に上級班長が筋トレをしている様子だったので、優しい当団スカウトが手伝ってあげています。ん、春キャンプでも似たようなシーンがあったような気がする。港第1団は隊長もスカウトも筋トレが大好き。
この日は朝から動きの少ない記念品づくりっぽい活動。カラフルな針金素材のチューブを使ってチーフリングを編んでいます。みんなでお揃いをつければなんだか一体感。
キャンプの運営はなるべくスカウトに委ねたいところです。ジュニアリーダーのベンチャースカウトには班長会議の運営や食料配給、プログラム担当など、7人で役割を分担して運営に深く関わってもらいました。
早起きして配給の準備・チェックや調理のアドバイスなど、スカウトたちの目にはきっと憧れの先輩たちとして映っていたことでしょう。
5泊6日、終わってみると短いですが、キャンプ中のスカウトにとってみれば長く感じるようですね。長期野営は特別な力を持っていて、スカウトたちの成長を促します。夏キャンプ、後半に続きます。
【体験・見学のご希望などお気軽にお問い合わせください】
問い合わせは以下のフォームからお願いします。
活動の詳細や体験日程のご案内を連絡させていただきます。