[VS] 地域社会を知る ~児童発達支援・放課後等デイサービス~


 ベンチャースカウトの活動の中には、「地域社会への奉仕活動」というものがあります。自分たちの活動からは得られないことを、地域社会での活動を通じて得ることが目的となっています。

 港第16団では過去に、白金台の特別養護老人ホームにて訪問者との交流も行っていましたが、今回は白金台の近くにある児童発達支援施設にて、21年6月より奉仕を行っています。

 この奉仕では、読み聞かせであったり、軽スポーツの支援、ハイキングの引率などを行っていました。この奉仕にあたり、先方との事前の打ち合わせを行い、活動概要を知ることで準備をすることができました。

(スカウト提出の報告書より一部抜粋)
 初回の奉仕は雨だったこともあり、屋外での活動はありませんでした。しかしながら屋内でもいろいろと活動することができます。それぞれの子どもには出来ること・出来ないことがあり、デングリ返しのように首に負荷がかかることはしてはいけない子がいたり、限られた空間でのアクティビティを教えてもらったりしました。 子ども同士の遊びでは何度も大きな接触があり、大丈夫かな?と、心配な場面がありました。安全確認をしっかりして、子ども同士の大きな接触がないように配慮する必要があると感じました。今後屋内での活動で、どのようなサポートをすればいいのかが分かる良い経験だと思いました。

(スカウト提出の報告書より一部抜粋)
 初夏の奉仕では天候も晴れて公園に行くことになりました。子どもたちの動きは推測できたのですが、夏の屋外では熱中症対策や頭部のケガ対策で帽子をかぶり、頭を守ることが大切だと教えてもらいました。 公園に行くときは、子どもに合わせてゆっくり歩いた方がいいのかと思っていましたが、ペースをこちらで作ることできちんと歩けることもあり、相手の個性に応じて対応を変える必要もあるのだということを学びました。汗をかくことが得意でない子どもは体温調整が難しいことがあるそうで、公園到着時や遊び終わった際に必ず水を飲ませるなどの対策がされていました。これはボーイスカウトにおいてもハイキングやキャンプで行っていることだったため、重要なことなのだと改めて感じました。

 このような奉仕を通じて、子どもとの接し方や話し方が分かるようになりましたし、言葉が分からない子にどうやったら伝えることができるのかを考える良いきっかけになり、子どもの個性に応じて対応を変えていく必要があることを学ぶことができました。

 コロナ禍においてもこのような奉仕の機会をいただき、高校生のスカウトなりに気づきや学びが多くあったようです。スカウトとしてキャンプやハイキングといった活動だけでなく、身につけた技能や心構えを人のために使うことができるよう、様々な場面で後押ししていければと思います。お世話になった施設の皆様、ありがとうございました。


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    [BS]奉仕の秋 ―障害者スポーツの集い―



    秋は奉仕活動の機会を多くいただいています。
    港区では「障害者スポーツの集い」を毎年実施しており、区内のボーイスカウトが運営のお手伝いをしています。今年も元気に奉仕してきました。

    日頃の活動で養った技能や心構えを発揮、力試しといったところでしょうか。
    団を越えて仲の良い中学3年生のスカウトたち、17NSJぶりの再会でした。

    準備体操は2018年ヒット商品ベスト30に選ばれた「安室奈美恵さん」にちなんでHero体操。
    ヒーローポーズがストレッチ効果を生んでいます。シャイという言葉とは無縁の当団スカウト。
    奥の方にかなり腰が入っているナイスなスカウトも写っています。

    種目は全員が参加できるようなものになっています。パン食い競走が例年盛り上がっています。
    いくつか聞き慣れない種目もありますね。

    こちらはペガ―ボールという種目。的となっている人が動くので追いかけながらボールを当てています。
    スカウトたちは安全係、見守っています。

    こちらはバケツリレー。小さなバケツでボール運んでいます。人数調整でスカウトも参加。
    参加者のお手伝いをしつつ、一緒に楽しんで活動をしています。

    サウンドテーブルテニス。ピンポン玉の中に鈴のようなものが入っていて、それをペットボトルで打ち合っています。これは初めて見ました。

    ハイライトのパン食い競走です。食パンが人気、大きいのでくわえるのが難しそう。
    高さを調整したり声援を送ったり、スカウトも協力しています。

    スポーツの秋、身体を動かして晴れやかな気持ちになりました。
    最後は参加者の皆さんを笑顔でお見送りです。記念品を渡し、会場撤営に汗を流しました。

    様々な場面でスカウトたちが社会のお役に立てるよう、心構えや健康な身体づくり、技能修得に取り組んでいきたいと思います。
    秋の奉仕はまだまだ続きます・・・。


    [RS]「丸の内キッズジャンボリー2018」奉仕



    8月14日(火)〜16日(木)に東京国際フォーラム(有楽町)で開催された「丸の内キッズジャンボリー2018」で、ボーイスカウト東京連盟による出展へ奉仕しました。


    ブースでは、来場者の子どもたちに「梅結び」や「菊結び」といった伝統的な飾り結びを教えました。

    ブースを訪れた子どもたちは「むずかしそうー」と言いながらもチャレンジし、完成すると嬉しそうに親御さんに自慢していました。


    ブースは盛況で、教える方は大忙しでしたが、子どもたちの屈託ない笑顔にとても癒やされました。

    奉仕に参加していた、大都心地区各団のたくさんのローバースカウト、ベンチャースカウト、ボーイスカウトと一緒に、子ども一人ひとりに丁寧に説明し、子どもたちや保護者の方々にボーイスカウトの頼もしさを感じて頂けたことと思います。

    RS: AS 記


    [奉仕]2016年車いすテニス世界国別選手権



    2016年5月23日(月)から28日(土)まで、有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート(東京都江東区)にて開催された「BNP Paribas World Team Cup(車いすテニス世界国別選手権)」の「フラッグサービス」の奉仕依頼があり、当団の指導者が奉仕に参加致しました。奉仕の内容は決勝戦表彰式(グランドフィナーレ)セレモニーでの「フラッグセレモニー」です。

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    今回奉仕することになりました、「BNP Paribas World Team Cup(車いすテニス世界国別選手権)」のポスターです。

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    私達はIDをつけて、こちらから入退場をしておりました。

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    各自が担当する国旗の確認。国旗ですので入念にチェックをしています。

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    セレモニーでの国旗の立ち位置確認と動きの確認です。
    ミスが許されないため、いつも以上に真剣です。

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    奉仕に参加した港第16団の指導者と他団のみなさん。
    閉会式の際にフラックサービスに奉仕をしたボーイスカウトにお礼のお言葉をいただきました。
    この大会に奉仕するのは今回が初の試みでしたが
    とても貴重な奉仕をさせていただきました。


    [BS・VS]靖國神社庭燎奉仕



    大晦日から元日朝にかけて、靖國神社を訪れる参拝者の足元を照らすかがり火の警備をする奉仕が毎年の締めくくりと始まりになっています。

    これは当団のルーツである東京第5団(後に千代田第1団、文京第6団、新宿第23団、港第16団に分封)が靖國神社から境内を活動場所として提供を受け始めた昭和30年代から続く伝統ある奉仕です。

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    寒い中、スカウトたちは立派に役目を果たします。待機時間はターゲットバッジ取得に向けて課題に取り組んだり(写真は団の歴史について記念誌を見ながら勉強中)、仮眠をとったり、みかんが食べ放題状態だったり。

    眠い目をこすりながら今年もよい年にするぞ、と決意を新たに2016年の幕開け。今年もどうぞよろしくお願いします。