[VS]西伊豆スカイライン―自転車移動キャンプ―(前編)


高校生のベンチャースカウトはハイアドベンチャーに挑戦する年代です。ボーイ隊(中学生)の頃には経験できないようなダイナミックで冒険心を満足させるようなプログラムを自分自身で作り上げていきます。

この夏は、伊豆下田から西伊豆スカイラインを通って修善寺までの距離100km、標高差1,000mを自転車で2泊3日、移動キャンプで駆け抜けました。

準備のキックオフは4ヶ月前、目的地決めでは「海沿いを走りたい」「温泉に入りたい」「景色が楽しみ」など色々と・・・。そして決まった修行のようなハードコース。前途多難な予感。

真面目なスカウトたち、テスト期間を除けば2週間に1度の定期ミーティング。現代人らしくパソコン・タブレットを使って情報収集。コースやキャンプ場、予算や装備、自転車の知識やトレーニング、やることがいっぱい。まずはきちんとしたスケジュールが基盤だよ、と。

パンク修理(チューブ交換他)も練習しなきゃということで、インストラクターに習いつつアドバイスをもらいます。下見時も含めて様々な人に協力をしてもらい、活動が成立していくことを体験から感じたことでしょう。多くの理解者・協力者がスカウトたちを支援しています。

実施直前はほとんど毎日のようにミーティングをしたり、トレーニングをしたり、不安と期待が入り交じる?そして当日、開会式を済ませていざ出発!

の前に、バラしてあった自転車を組みてて荷台に装備を積んだりと下準備。

1日目はアップダウンの50km。トレーニングはしてきたものの、暑さにも苦労して出発時の笑顔は早々に影を潜めるのでした。

それでも海沿いに出れば景色良好で少し元気に。見たかったのはこれこれ、という感じ。

いい加減暑いので携帯用シャワーでクールダウン。こういうのも大事。

あいあい岬、「愛逢岬」と書くそうです。アイ・アイと言ったらお猿さんだよー、かと思いました。

初日野営地10km手前でパンクトラブル発生。少し手こずりましたが事前準備が功を奏してきちんとチューブ交換で復旧できました。

最後の力を振り絞って1日目ゴールの伊豆松崎町に到着。「もう疲れた!」の図。2日目は難関の西伊豆スカイラインへの急登です。明日に備えてゆっくりお風呂に浸かって早寝早寝。

後半戦、全員無事に走破できるのか。仲間と力を合わせてどんな困難も乗り越えてがんばってと願う支援リーダーなのでした(後編へ続く)。


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    [BS]離島キャンプ ―神津島へ―(後半)



    キャンプ3日目は天上山ハイキング、この山は山頂が平坦になっていて登りきったあとのお鉢めぐりに見どころが多くあるようなところです。
    少し登ると村落が一望出来ます。

    神秘的な雰囲気の木々を抜けていきます。段々と霧がかってきました。

    どんどん霧が濃くなってしまいます。

    ここは裏砂漠という山の上にある砂漠地帯です。
    晴れていると不思議な絶景なのですが、ついに10mくらいの視界になってしまいました。これはこれで神秘的?不安になるほどに先が見えません。

    山頂は小雨と強い風が吹き、濃霧で360°何も見えなくなっていました。下見で来たときはスッキリ晴れて伊豆諸島が見渡せる絶景だったのですが・・・。登りきった達成感は格別でした。

    下山して夕食はみんなでバーベキュー、スタッフも一緒に楽しいひとときです。
    タマネギがとにかく辛かったようで盛り上がっていました。

    夜はスカウトがルールを決めて、班長・次長の仕切りでスイカ割り競争。班長チームと次長チーム、盛大に外して地球を叩き割りそうなスカウトも・・・。

    翌日は楽しみにしていた海での活動、シュノーケリングで海中探索です。
    出発前の様子、とっても仲の良いスカウトたちです。

    途中、郷土資料館に寄って少しお勉強。島の歴史や地理などを学びます。

    活動場所は赤崎の入り江です。ライフジャケットを着用して準備体操。

    飛び込み台があるので、肩慣らしにちょっとひとっ飛び。身軽なスカウトたち。少し躊躇したスカウトもいましたが全員ダイブしていました。

    シュノーケリングではカラフルな魚がたくさん見えて、イカもいたよ、とのこと。海中の様子は水中カメラで撮影していました。編集した映像は関係者のみ公開予定。

    こんな感じのところでした。透き通る海と青空、ロケーションはばっちり。

    最後の夜はキャンプファイア。スカウトのスタンツは複数用意されていて見応えがありました。火を見つめながらこの1年を振り返っていました。

    最終日は撤営のあとに温泉へ。
    大きな大きな露天風呂で海を眺めながらひとっ風呂。ぜいたくな気持ちになりました。風呂上がりはマッサージ、午前中に行ったので貸切状態。

    帰りの船はジェットフォイル船。
    ジェットエンジンを搭載していて海面を浮上して高速航海です。
    3時間ちょっとで竹芝桟橋に戻ってきました。

    夏の経験は毎年少しずつスカウトをたくましく成長させてくれます。
    スカウトがやってみたいということ、その意見に耳を傾けてどれだけ活動に取り入れることが出来るか。環境を整えるのは大変な部分もありますが、達成感やさらに新たしいことに挑戦しようとする意欲に繋がることが多いです。

    9月からは新年度、来年の夏に向かう1年間、どうなるのでしょうか。
    スカウトが作ってくれるプログラム案が楽しみです。


    [CS]6こ隊合同夏季舎営「七福神の宝島」2日目



    キャンプの朝はまず点検!
    みんな元気に、恰好よく制服を着ているね!
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    今日はハイキングに出かけるので朝食をしっかり食べよう!
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    ハイキング出発前に「なかよしの輪」で一致団結。
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    全員集合してカブコール!
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    リーダーから暗号が配布されます。
    何て書いてあるんだろう・・・?
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    暗号を解読した組から出発です。
    ねぇ、これって追跡サインじゃない!?
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    ここにも追跡サインがあったよ!
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    さあ元気に山歩きするぞ~
    港第16団の1組は港第12団の1組と一緒に行動します。
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    三原山の火口の回りは霧の中・・・
    最初のチェックポイントに到着しました。
    ここ三原神社は昭和の三原山大噴火の際に溶岩が神社を避けて流れて行ったパワースポットです。
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    このポイントではロープ結びの課題が出されました。
    港第16団2組は新宿第17団1組と一緒に行動しています。
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    「ロープは得意なんだよね」
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    次のポイント向かう途中、「ゴジラ岩」を発見しました。
    霧の中のゴジラ。
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    次のチェックポイントでは、方位角の課題です。
    富士山の方角に向かって歌を歌います。霧のため富士山は見えません(泣)
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    これが三原山の火口です!
    自然の力の凄さを感じます。
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    そろそろお腹が空いた~
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    霧と強風の中でもハイ、チーズ!
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    少し下山すると霧が晴れてきました。
    このポイントでは計測の課題が出されました。
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    溶岩ゴロゴロの道を歩きます。
    すごい景色!
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    ゴールしました!
    ハイキング中の謎解き・・・七福神が慌てて向かった先は?
    神様たちは、三原山温泉に向かったのでした。
    みんなで温泉に入ろう!
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    気持ちよく入浴した後、大島第1団さんの野営場に向かいました。
    素敵な森の野営場です。
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    ハイキング中のゲームの表彰式をしました。
    「おめでとう、ウォー!ウォー!ウォー!」
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    夕食は牛丼パーティです!
    千代田第1団さんが用意をしてくださいました。
    題して「カブ屋の牛丼」
    牛丼にいろいろなトッピングを載せることができます。
    トマト・チーズ・納豆・ポテトチップス・キムチ・・・新感覚です!
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    デザートはバケツゼリー!デカいよ!
    これは並ぶよ!
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    だんだんと辺りは暗くなり、足場灯に火がともるとキャンプファイアーの始まりです。
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    大島第1団のみんなは御神火太鼓保存会さんと一緒に太鼓を披露してくれました!
    恰好良い!
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    ファイアーの火も小さくなり・・・
    隊長の夜話を聞いて、長くて楽しい一日が終わったのでした。
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