[BS]みんなの愛らんど ―春の離島キャンプ―


春休みのキャンプは冒険に、ということで離島へGO!竹芝桟橋を出港し、レインボーブリッジをくぐります。橋、七色じゃなかった・・・。いつもと違う夜の出発、なんだかワクワクしているスカウトたちなのでした。

島に到着していざ出発!天気予報通り、雨、雨、そして雨。頭上に咲いている桜に気づくこともなく、黙々と雨に打たれながらキャンプを目指すのでした。

うーん、やっぱり雨かぁ、池できちゃいました。雨天時の設営、工夫と協力でテントを濡らさないように濡らさないように。こんなときこそ日頃の訓練の成果を発揮!

有名な火山がある島、博物館で予習をします。隊長が生まれた年の噴火時には全島民が13時間以内で避難したとのこと。そなえよつねに、になぞらえて説明をしてくださいました。

ということで現地にやってきました。「砂漠」です。日本では唯一?

濃霧で景色は楽しめませんでしたが、これはこれで楽しかったようです。大学生の副長補たちがスカウト時代にも神津島の天上山で似たようなことがありました、懐かしい。

夜の班長会議は上級班長が司会です。頼りになる先輩の姿は班長たちの憧れとなっていることでしょう。班長たち、次は君の番だよ!

やっと晴れた最終日、雨でも元気なスカウトですが、やっぱり晴れると嬉しいね、笑顔いっぱいのモーニングゲーム。テーマソングのふたりの愛らんども気に入ってくれる陽気なスカウトたち。

朝礼での表彰、東京連盟のローカルアワード「キャンプ15」を取得した班長です。今年度はスカウトの希望でキャンプ回数を増やしています。スキルアップ!

4月にはカブ隊からの上進スカウトを迎えて3個班体制へ移行予定です。今のメンバーではこれが最後、両班とも班長を中心によいチームワークでした。

活動に適した暖かい季節に入ります。仲間と協力することや自然の恵みへの感謝といったことを野外活動から学んでいって欲しいと思います。夏キャンプに向けてまだまだやるべきことはいっぱい!


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    [BS]離島キャンプ ―神津島へ―(後半)



    キャンプ3日目は天上山ハイキング、この山は山頂が平坦になっていて登りきったあとのお鉢めぐりに見どころが多くあるようなところです。
    少し登ると村落が一望出来ます。

    神秘的な雰囲気の木々を抜けていきます。段々と霧がかってきました。

    どんどん霧が濃くなってしまいます。

    ここは裏砂漠という山の上にある砂漠地帯です。
    晴れていると不思議な絶景なのですが、ついに10mくらいの視界になってしまいました。これはこれで神秘的?不安になるほどに先が見えません。

    山頂は小雨と強い風が吹き、濃霧で360°何も見えなくなっていました。下見で来たときはスッキリ晴れて伊豆諸島が見渡せる絶景だったのですが・・・。登りきった達成感は格別でした。

    下山して夕食はみんなでバーベキュー、スタッフも一緒に楽しいひとときです。
    タマネギがとにかく辛かったようで盛り上がっていました。

    夜はスカウトがルールを決めて、班長・次長の仕切りでスイカ割り競争。班長チームと次長チーム、盛大に外して地球を叩き割りそうなスカウトも・・・。

    翌日は楽しみにしていた海での活動、シュノーケリングで海中探索です。
    出発前の様子、とっても仲の良いスカウトたちです。

    途中、郷土資料館に寄って少しお勉強。島の歴史や地理などを学びます。

    活動場所は赤崎の入り江です。ライフジャケットを着用して準備体操。

    飛び込み台があるので、肩慣らしにちょっとひとっ飛び。身軽なスカウトたち。少し躊躇したスカウトもいましたが全員ダイブしていました。

    シュノーケリングではカラフルな魚がたくさん見えて、イカもいたよ、とのこと。海中の様子は水中カメラで撮影していました。編集した映像は関係者のみ公開予定。

    こんな感じのところでした。透き通る海と青空、ロケーションはばっちり。

    最後の夜はキャンプファイア。スカウトのスタンツは複数用意されていて見応えがありました。火を見つめながらこの1年を振り返っていました。

    最終日は撤営のあとに温泉へ。
    大きな大きな露天風呂で海を眺めながらひとっ風呂。ぜいたくな気持ちになりました。風呂上がりはマッサージ、午前中に行ったので貸切状態。

    帰りの船はジェットフォイル船。
    ジェットエンジンを搭載していて海面を浮上して高速航海です。
    3時間ちょっとで竹芝桟橋に戻ってきました。

    夏の経験は毎年少しずつスカウトをたくましく成長させてくれます。
    スカウトがやってみたいということ、その意見に耳を傾けてどれだけ活動に取り入れることが出来るか。環境を整えるのは大変な部分もありますが、達成感やさらに新たしいことに挑戦しようとする意欲に繋がることが多いです。

    9月からは新年度、来年の夏に向かう1年間、どうなるのでしょうか。
    スカウトが作ってくれるプログラム案が楽しみです。


    [BS]離島キャンプ ―神津島へ―(前半)



    今年の夏キャンプはスカウトたってのリクエストで離島での実施、塾や部活、家族旅行の都合をつけて多くのスカウトが参加してくれました。

    夜遅くに竹芝桟橋に集合し、いざ目的地の神津島に出航です。

    お見送りの団委員長とビーバー隊長、手旗でメッセージを送ってくれました!
    ・・・が、解読出来ないスカウトたち。戻ったら特訓しましょうかね。ははは・・・。

    東京湾の夜景を少し楽しんだら早々におやすみなさい。寝床はこんな感じで、なんだか楽しそうにしているスカウトたち。23:00に出航し、神津島には翌朝9:00に着くスケジュール、寝ているうちにあっという間です。

    朝礼は船の上で爽やかに。バックは式根島です。

    いよいよ神津島が見えてきました。昔は「神集島」と書いたそうです。事代主命という神様が、伊豆の島々を作る為に、神々を集めて相談をする拠点としたのが由来だとか。

    この1年はキャンプを多くプログラムに取り入れて練習した成果もあって、設営はすいすい進みます。

    設営のあとは釣りにチャレンジ。ちょっと機材トラブルもありつつ、四苦八苦。
    海がとても澄んでいるので、魚の群れが陸からでもよく見えています。釣れそうで釣れない・・・。

    釣果は小さなカンパチ2匹!わーい。

    と言いたいところですが、釣ったのはスカウトの真ん中で記念写真に入ってくれている大学生のお兄さんでした。夏休みを使って民宿で住み込みアルバイトをしていて、空き時間はもっぱら趣味の釣り三昧とのこと。
    頂いた魚はスカウトが美味しく頂きました。ありがとうございました。

    以前の集会で魚を捌いた経験が活かされている次長、たのもしい。

    夜は近くの湧き水を汲みに行くナイトハイク、ヒントを見落とさずに進めるか。

    毎朝のスカウツオウンサービスではスカウトが順番にリードします。
    困難を乗り越える勇気の話や、食への感謝の話などよく頑張っていました。

    さて、この日はメインプログラムのひとつ、「天上山」ハイキングです。
    天気は良好、準備体操をして、さあ出発!この山頂から見る360°オーシャンビューの絶景を楽しみに・・・(後半に続く)